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zoom RSS ベティスミスが東京ショールームを工房にリニューアル-ボタンやリベットを付ける専用機で「ジーンズ作り」

<<   作成日時 : 2018/06/29 15:59   >>

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 「OMIYAGE JEANS」−その場で採寸してミシンで裾直しも

 ジーンズメーカーの株式会社ベティスミス(BettySmith 、岡山県倉敷市児島下の町、社長・大島康弘氏)はこのほど、画像東京ショールーム(渋谷区恵比寿西)に、ジーンズ(「OMIYAGE JEANS」)を購入する人が、好みのボタンやリベットを選んで付けられる専用機を設置して「自分だけのジーンズ作り体験」ができるようにするとともに、ミシンも導入し、「その場で採寸して裾直しもできる“工房”」へと大幅にリニューアルオープンした。

スタンダードで履きやすくサイズ豊富、国内生地・製造で7000円〜

 「OMIYAGE JEANS」は、同社がこれまで、日本初の女性用ジーンズ(レディースジーンズ)の開発や個人の画像注文に合わせて作る「オーダージーンズ」で培ってきたデザイン性や膨大な数の型紙などをベースに製造している製品で、「スタンダードで履きやすく、各年代別にサイズも豊富に揃え、国産生地・国内製造で価格も7000円(税抜)から(と手頃)」だと大島社長は強調する。
〈右上の写真は「好みのボタンやリベットを選んで付けられる専用機」を笑顔で作動させる大島社長〉

本社横に「ジーンズミュージアム&ヴィレッジ」-地方創生も先取り

 同社の本社がある倉敷市児島地域は学生服、ジーンズ、作業着などの一大産地で、同社は本社横にジーン画像ズの歴史的・国際的な資料やコレクションを展示したり、製造工程がわかる「ジーンズミュージアム&ヴィレッジ」を2003年に開設。その後、専用機を操作してボタンやリベット、革パッチを付けることができる「自分だけのジーンズ作り体験工場」も整備するなどして施設を充実させるとともに、かねて地元の他の企業と協力し、「地方創生」を先取りするような活動にも取り組んでいる。
 このため観光客を対象にした循環バスも運行され、今年のゴールデンウィーク(GW)には、「ジーンズ作りを体画像験する人が100人近くに上る日もあるなど、最近、特に訪れてくれる人が増えている」という。
〈左上の写真=同社のボタンやリベット(ポケットのところに打つ鋲)はオリジナルで色も鮮やか。右の写真=「Jeans Museum」の前にはバスも泊まる。ジーンズを作った残り布を活かし、さまざまなグッズやバッグなどの「EcoBetty」も製造・販売する。ともに東京ショールーム〉

インバウンド需要に期待−関東以北の人にもジーンズ作り体験を

 東京ショールームでも「自分だけのジーンズ作り」が体験できるようにしたのは、「今後、2020年の東京オリン画像ピック・パラリンピックに向けて、海外からの観光客によるインバウンド需要の高まりが期待できることや関東以北の人にもジーンズ作りを体験してもらいたい」からで、大島社長は「採寸して裾直しをし、すぐにお客さまに渡すことができる」と笑顔で語りながら、「もちろん、個人のサイズや好みのスタイルに合わせたオーダーメイドの注文も歓迎」と東京を拠点とするマーケットの拡大に力を入れている。

 73年には腰部にフィットする「カーブベルト」も考案、常に挑戦

画像 同社は1962年4月の創業。70年にレディースジーンズを開発し、73年には腰回りの部分にフィットするパターン「カーブベルト」を考案。団塊の世代の人からの「今の体形に合うジーンズが欲しい」という声に応えて、15年前から「オーダージーンズ」の分野にも進出するなど、「ジーンズミュージアム&ヴィレッジ」と併せ、新しい試みにチャレンジするのを経営理念に掲げている。
〈右上の記事は筆者(松浦)が日工フォーラム(日本工業新聞=フジサンケイ ビジネスアイ発行)にしている連載「日本の製造業を支える中小企業 モノ&ストーリー」に書いた記事。 2015年9月号。内容は当時のもの〉
         日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(リンク)
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